2017年3月12日日曜日

「国際間競争」について

学内の〇〇研修会で講師が使う「国際間競争」という言葉はどうしても気になる。語源辞典をみると、「国際」とは、西周が使っていた「諸国の交際」という表現をもとに箕作麟祥が明治初期に使いはじめた和製漢語であり、明治末期から英語のinternationalの訳語として使われるようになった。つまり、「間」の字の意味は既に「国際」という表現に含まれており、付ける必要がない。わりと一般的に使われているようだが、違和感を禁じ得ない。

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